導入事例のイメージ

CASE

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キャピタル・パートナーズ証券様

キャピタル・パートナーズ証券 様

  • Web口座開設サービス

導入の背景

紙ベースでの新規口座開設フローにおける課題改善

~~ イントロダクション ~~
新規口座開設は、お客様とキャピタル・パートナーズ証券(以下、「当社」)との関係がスタートする ”とても大切な はじめの一歩” でありお互いの信頼関係を築くため、対面での口座開設にこだわってきました。
しかしながら、対面にこだわるがゆえに業務上における課題を抱えており、システム化による課題解決手段が無いか模索をしていました。

~~ 従来の業務フロー ~~
従来、新規口座開設を行う場合、当社よりお客様へ必要書類を郵送し、申込書に必要事項を記入いただいたうえで、本人確認書類等を含め返信用封筒にて返送いただき、口座開設処理を行っていたのですが、この紙ベースによる新規口座開設フローにおいて、改善が必要な大きな課題が3つありました。

~~ 課題 ~~
1. 口座開設までに時間を要する
そもそも郵送等でのやり取りとなるため、お問合せをいただいてから口座開設までに時間を要していた(最短でも10日程度)

2. 当社アドバイザーの業務負担(ストレス)
お客様から返送された必要書類に記載不備等が確認された場合、お客様への修正説明や再郵送の手続き等を行う事で、さらに時間を要すとともに、当社業務負担とストレスが増加していた。

3. お客様へのご負担と満足度の低下
必要書類の記載不備等が複数回発生することもあり、都度お客様にご対応いただくためお客様のご負担とご不満が増加していた。

~~ 課題へのアプローチ ~~
以上の課題が解決され、さらには新規口座開設数の増加が期待できるソリューションを探しているなか、東証コンピュータシステムの「Web口座開設サービス」と出会いシステムコンサルティングを開始しました。
東証コンピュータシステムでは、当社より重要なポリシーとしてお伝えをした ”対面性を重要視したシステムが欲しい” といった意向に対して誠心誠意向き合ってもらい、お客様との信頼関係構築に必要な対面でのフローを残しつつ、利便性が向上されるシステムの提案をいただきひと月程の検討期間を経て、「Web口座開設サービス」の導入を決めました。

導入効果

システム上で必須入力項目の自動チェックを実施! 記載不備による手戻りを削減し、顧客満足度急上昇!

~~ システム概要と導入障壁について ~~
「Web口座開設サービス」は、既存の口座開設申込用紙をPDFでシステムに取り込み、そのPDF上にキーボード入力していくイメージとなるため従来の口座開設業務と変わらず、新たに口座開設システムを覚えなければならない事はありませんでした。

「Web口座開設サービス」では、口座申込内容を入力する際、必須入力項目の自動チェックが行われるため、入力不備がある場合には次の画面に進むことができず申請が完了されません。
また、入力内容に不備がある場合には、申込情報入力画面にてエラーメッセージが表示され、入力が促されます。
本機能により、お客様も(代理で入力する口座開設に不慣れなアドバイザーや年配のアドバイザーも)未入力項目や不備がひと目で分かるため手戻りなく口座開設申込書を完成させることができます。

また「Web口座開設サービス」のシステム導入範囲を、口座開設申込書への情報入力から申込書印刷までとしたため、申込書完成後の後続業務フローを変更する必要がなく、導入後の業務上における混乱は一切発生しませんでした。

~~ 導入効果 ~~
「Web口座開設サービス」を導入したことで、お客様より口座開設用紙を受領した時には、全ての必須項目が記載された(不備の無い)状態であるため、お客様への余計な修正依頼や郵送による手戻りが無く、お客様の負担軽減当社担当者の業務効率化が実現されました。

加えて、これまで新規口座開設をされるお客様は既存のお客様からの紹介やアドバイザーからの紹介が主でしたが「Web口座開設サービス」の導入後は、当社ホームページ上の「口座開設バナー」から潜在顧客の流入があり、もう一つ期待していた、口座開設数の増加においても早速効果が出始めています。

導入後すぐに口座開設までのリードタイムが従来の約半分、最短5日まで短縮することができ、費用対効果も含め、改善効果を体感しています。

キャピタル・パートナーズ証券

設立
1999年(平成11年)12月27日
所在地
東京都千代田区内神田1-13-7 四国ビルディング6F
従業員数
33名(2024年6月1日現在)
事業内容
2003年5月の創業から"国際分散投資"を標榜し、他社にはない金融商品の開発や投資情報サービスに努めてまいりました。特に、オルタナティブ・インベストメント本部では他社にはないヘッジファンドや外国籍投信など革新的な商品も多数取り扱っています。運用難の時代にバイリンガルな人材による金融商品の開発にご期待ください。
URL
https://www.capital.co.jp/jp/